何を頼まれ、
どこまで担当し、何が分かったのか

HAYASHIYA B&M Consultant の支援は、案件によって範囲が異なります。市場を確かめるところから始めることもあれば、展示会の日程に合わせて候補企業への連絡と現地運営を行うこともあります。

このページでは、売上や成約だけを成果として見せるのではなく、ご相談時の課題、HAYASHIYA B&M Consultant が担当した範囲、実際に行ったこと、結果または次に決められるようになったことを掲載しています。固有名詞や写真は、公開許可が確認できたものから順次追加していきます。

経済産業省北海道経済産業局|

道産食品のマレーシア展開支援

2年度にわたり、知財・ブランディング・マーケティングの視点から道産食品のマレーシア展開を支援

日本の商品価値を現地の消費者と売場へつなぐ

日本で評価されている商品の魅力が、そのまま海外の売場でも伝わるとは限りません。北海道産であること、原材料や製法へのこだわり、長く親しまれてきた商品であること。こうした価値をマレーシアの消費者やバイヤーに伝えるには、商品名やパッケージを変えるだけでなく、誰に、どのような価値として伝えるのかを検討する必要があります。

HAYASHIYA B&M Consultantは、経済産業省北海道経済産業局による道内食品事業者の海外展開支援に、2024年度・2025年度の2年度にわたり携わりました。

2024年度は事業受託者からの業務委託により、マレーシア現地コーディネーターとして家庭訪問と小売店舗調査を担当。

2025年度は同局から「令和7年度道産食品の海外展開に係るブランディング・知財管理等普及啓発事業」を直接受託し、支援対象事業者の選定から、現地調査、ブランディング面談、現地デザイナー・知財専門家との連携、成果報告まで一連の事業を担当しました。

市場の特徴と検討時のポイントを共有

2025年度は、参加企業や支援関係者に向けて、マレーシアの食品市場、消費者の特徴、流通、食文化、商品を展開する際に確認したい点についてセミナーを行いました。どの消費者を想定するのか、どの売場で扱うのか、どの価格帯を目指すのか。参加企業の商品を念頭に置きながら、検討時に見ておきたい点を具体的に伝えました。

2024年度 家庭と売場から生活者の実態を把握

一般家庭を訪問し、住環境や食生活、購買行動を踏まえながら、対象商品に対する反応をヒアリングしました。現地小売店舗では、類似商品の価格、容量、パッケージデザイン、表示、陳列状況を確認。家庭と売場の双方から得た情報を、マレーシア市場向けの商品やパッケージを検討するための現地情報として提供しました。

2025年度 事業者選定から成果報告まで一貫して支援

支援対象事業者2社の選定委員を務め、事前面談、食品展示会FHM 2025、小売店舗および一般家庭での現地調査、各社3回のブランディング面談、現地デザイナーとの協業、知財専門家との連携、成果物確認、成果報告会までを、ブランディング支援およびマレーシア担当者として実施しました。

FHM 2025では、関連企業やOEMメーカーのブースを訪問し、商品や協業の可能性について担当者と直接協議しました。展示会には出展しなかったものの、候補企業の発掘や商談の場として活用し、今後の検討につながる面談を行いました。

商品ごとにターゲット、消費者インサイト、コンセプト、ネーミングを検討し、表示・知財上の論点を確認しました。

マーケティングの専門性を生かし、デザインを見た目の変更にとどめず、誰に何をどのように伝えるかというブランド戦略の一部として検討。現地デザイナーおよび知財専門家と連携し、現地向けのキービジュアルまたはパッケージデザインの制作につなげました。

一般的な市場データにとどまらず、家庭、売場、展示会、面談で得た情報を、日本側の商品開発やブランド戦略の検討へ反映しました。

現地コーディネートを超えた支援

現地での訪問や通訳の手配にとどまらず、支援対象事業者の選定、生活者・売場調査、候補企業との商談、ブランド戦略、デザイン、知財、成果報告までを、一つの支援事業として担いました。

現地で得た情報を日本側の商品開発と判断へ戻し、マーケティングの視点から関係者をつなぎながら実行まで進められることが、HAYASHIYA B&M Consultantの強みです。

製造業展示会 EMAX Asia 2026における
国内企業の商談支援

国内法人向け海外展開支援事業/委託元・参加企業名非公開

製品や技術との適合性を重視した商談機会を設計

2026年7月、マレーシア・ペナンで開催された製造業展示会 EMAX Asia 2026において、複数の国内企業を対象に、商談プロモート、通訳手配、企業訪問を担当しました。

同じ展示会へ参加する企業であっても、製品が使われる工程、会いたい部署、探している相手は企業ごとに異なります。そこで参加企業ごとに事前ヒアリングを行い、製品の用途、想定顧客、優先する業種や部署、既存取引先、商談で確認したい内容を把握しました。

各社の条件をもとに候補企業を選定し、電話、メール、WhatsApp、現地ネットワークを使って個別に連絡しました。知名度だけで候補を挙げるのではなく、製品や技術が実際に使われる可能性と、担当部署との接点を重視して商談先を検討しました。

展示会前の企業訪問、事前の商談設定、通訳者の選定と配置、展示会場での追加マッチング、商談時間の変更や当日の追加対応まで担当しました。会場では来場者の課題や探している技術を聞き取り、条件に合う参加企業へ案内しました。事前に決めた予定をこなすだけでなく、その場で得た情報をもとに新たな商談機会をつくる運営です。

事前の商談設定と会場での追加紹介を組み合わせたことで、当初想定を上回る商談機会につながりました。商談数を増やすことだけを目的とせず、製品や技術との適合性と、次の検討につながる可能性を重視しました。参加企業への事前ヒアリングから候補企業の選定・招致、通訳手配、企業訪問、展示会中の商談運営まで、一連の流れを担当した事例です。

※委託元および参加企業名は非公開です。

関連サービス:

売場・OEM・展示会商談を
現地で実施

健康食品関連企業 社名非公開

日本で販売している健康食品をマレーシアでも展開できないか。その可能性を確認するため、クアラルンプールのドラッグストアや薬局、健康食品のOEMメーカー、流通関係者を訪問しました。

日本で評価されている商品であっても、そのままマレーシアへ持っていけば販売できるとは限りません。商品の形状や味、価格、販売方法、必要な認証、現地での商品認知、効果を説明する資料など、販売先や協業先によって求められる条件が異なるからです。

売場とOEMメーカーの両方を確認

クアラルンプール市内のドラッグストア、薬局、ウェルネス関連売場を回り、価格帯、容量、パッケージ、訴求内容を確認しました。企業訪問では、OEMメーカーに事前アポイントを設定して訪問し、製造条件や協業の可能性を確認しました。

面談では、現地で受け入れられやすい味や形状、ハラル認証、健康食品としての登録、商品化までの期間、必要資料を確認しました。ハラル認証についても企業ごとに考え方が異なり、販売先と事業方式を決めたうえで必要性を判断することが重要だと分かりました。

取扱い判断に必要な情報を持ち帰る

展示会では出展せず、会場内のブースを訪問しました。流通企業やOEMメーカーの担当者と、協業に向けた商談を行いました。協業に向けて前向きに検討する意向を示した企業もありました。

マレーシアの展示会では、意思決定や商品開発に関わるキーマンがブースに立つことが多く、その場で具体的な協議に入りやすいのが特徴です。商品の珍しさだけでなく、利用者像、根拠資料、販売価格、卸価格など、現地企業が社内で検討するための情報が必要です。

調査を通じて、完成品の輸出、原材料供給、現地OEMという選択肢と、日本側で準備すべき内容を確認しました。展示会への出展を前提とせず、出展企業の中から可能性のある相手を見極め、キーマンに直接相談することで、費用を抑えながら市場性と協業可能性を確認した事例です。

※依頼企業名、商品名、原材料名、面談先企業名は非公開です。

渡航できない状況でも
現地の声を集めて次の展開へ

女性向け術後ケア製品の市場調査 販路開拓支援 社名非公開

2020年、乳がん術後用下着を扱う日本企業から、マレーシア市場調査と販路開拓支援を受託しました。コロナ禍で依頼企業が渡航できない中、HAYASHIYA B&M Consultantは、現地スタッフと独自のネットワークを活用し、日本側に代わって調査と関係者への連絡を進めました。

乳がん手術経験者10名と医師3名にインタビュー

乳がん手術経験者10名と、乳がん診療に関わる医師3名を選定し、Zoomで各約1時間のインタビューを実施しました。術後の下着選び、購入場所、価格帯、着け心地やデザインへの要望を聞くとともに、医師には現地の治療状況、患者が抱える課題、商品の評価、推奨に必要な条件を確認しました。

競合商品と販売候補先を現地で確認

競合商品の販売場所、仕様、価格帯を調査し、テスト販売先として考えられる3か所を選定しました。現地スタッフが各候補先を訪問し、店舗の特徴と担当者を確認。単に候補名を挙げるのではなく、次の連絡や商談につなげられる状態まで準備しました。

状況に合わせ 実行可能な進め方を提案

渡航制限下では、代理店候補への訪問や契約交渉を急ぐより、乳がん患者支援団体と連携したテスト販売から始める方が現実的と判断しました。現地スタッフによるテスト販売と追加ニーズの確認を先行し、渡航再開後に本格的な代理店交渉へ進む段階的な方法を提案しました。

市場データを集めるだけでなく、対象者の選定、質問設計、インタビュー、販売候補先の確認、次の展開方法の提案まで、日本企業に代わって現地で進めた事例です。生活者・専門家・販売候補先をつなぎ、依頼企業が現地へ行けない状況でも、判断材料と次の行動をつくりました。

※依頼企業名、商品名、インタビュー対象者、医師、医療機関、販売候補先、支援団体名は非公開です。

公的支援機関から
マレーシア市場・制度調査を受託

東京都中小企業振興公社|海外進出サポート事業

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東京都中小企業振興公社が海外進出サポート事業において支援する企業のためのマレーシア市場・制度調査を、同公社から受託しました。

※支援企業名、業界および具体的な調査内容は非公開です。

関連サービス:

業務委託として担当した実績

※以下は、他社からの業務委託として担当した実績です。

長野県池田町|農産物等のマレーシア販路開拓支援

2017年度から2019年度までの3年間、米、日本酒、ハーブ製品等のマレーシアでの販路開拓を担当しました。生産者へのヒアリング、輸出候補商品の選定、現地バイヤーとの調整、レストランや百貨店でのメニュー提供、試食・試飲、消費者アンケート、情報発信などを実施しました。

翌年度以降もクアラルンプールやペナンでのペアリング企画、バイヤーとの接点づくり等を継続。事業後半にはオンラインも活用し、現地と日本をつないだ情報発信やイベントを行いました。大量・低価格での流通ではなく、飲食店等を通じて地域産品の価値を伝える方法を検討した事例です。

群馬県|魅力説明会・レセプション現地運営支援

2018年7月、クアラルンプールで開催された群馬県魅力説明会・レセプションの現地運営を担当しました。観光・物産関係者、メディア、政府関係者等の招致、参加者管理、会場・通訳・進行の調整、当日の受付と運営を行いました。複数の関係者が参加する公的イベントにおいて、日本側と現地側の間に入り、準備から当日運営までを支援した事例です。

公開できない案件について

守秘義務や取引先との関係から、企業名、商品名、金額、写真を掲載できない案件があります。その場合も、業種、相談時の課題、HAYASHIYA B&M Consultant の担当範囲、対応、次に決められるようになったことを、特定されない範囲で掲載します。

類似案件のご相談

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