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マレーシアで大人気！ンとケーキのPOP UPイベント” Salon Du Pain3.0 “

マレーシアの大人気のショップが大集合！パンとケーキのPOP UPイベント” Salon Du Pain3.0 “

クアラルンプールのブキッ・ビンタン(Bukit Bintang）というマレーシア屈指の買い物エリアであると同時に、KL随一の賑わいをみせる繁華街にISETAN THE JAPAN STOREがあります。先日そこを通りかかった際に、ものすごい人だかりになっているイベント会場を目にしました。

立ち止まって覗いてみると、そこには美味しそうなパンやケーキがたくさん並んでおり、それはISETANさんが主催の「Salon Du Pain」というイベントでした。

10年ほど前から、マレーシアは所得や物価が上がるに連れて、日本と同様のサクサクのクロワッサンや、ハード系の美味しいパン屋さんが少しずつできるようになりました。

その前までは、美味しいパン屋さんは少なく、ケーキも基本はバタークリーム。そして、おいしいと評判になるのは日系企業が立ち上げたパン屋さんということがほとんどでした。しかし、今はどこに行っても、ローカル主体の美味しいパンが買えるようになってきました。

お米文化のマレーシアにとって、パンはあくまでも”嗜好品”のため、経済状況を知る上で日常の事柄で非常にわかりやすい内容の一つだと私は思っています。

ということで今回、マレーシアで人気のパン屋さんとそのパンの値段などを通じて、マレーシアの「今」を知っていただければと思います。

大人気のパン＆ケーキ屋さん

本店は高級住宅街Kenny Hillsという場所にあるカフェで、大人気になったパン＆ケーキショップ　”Kenny Hills Bakers ” 今では7店舗チェーン展開中。
コロナ禍でオープンし当時、マレー系、中華系に関わらずほとんどの友人のインスタにこのお店が載っていたほどです。特にこの黄桃がのったパイが一番人気です。

会場にやってくる多くの人々

マレーシア人も日本人（特に女性）と同様にパンは大好き！長い列を作ってたくさんのパンを抱えて帰っていました。よく見ると1人RM100（￥3,400）以上の購入者が結構いてびっくりしました。
※　RM1＝￥34

日本のDONQもあります

この伊勢丹の近所にできた「ららぽーと」に神戸が本社のDONQもオープンしました。メロンパンRM7（￥238）クリームパンRM５（￥170）つぶあんぱんRM6（￥204）などが並びます。

パンに生フルーツが使われるように！

最近ちょっとパンが変わったなぁと思うことがあります。それは「生クリームやフルーツをパンに乗せるようになったこと」これは、品質管理がしっかりでき、価格が高くても購入してもらえる大きなポイントです。いちごの乗ったペストリーRM13 (￥442) ブリオッシュトーストRM18  (￥612) カヌレRM10 (￥340)

クオリティの高いケーキ

日本で売っているのと遜色ない生クリームを使ったケーキたちが並んでいます。やっぱり抹茶は大人気。モンブランやいちごも美味しそうです。値段日本とほぼ同じですね。いちごRM25（￥850）抹茶RM27（￥918）バンブーRM29（￥986）などが並びます。

マレーシアって物価安いと言われるのですが、今回のパンやケーキをみてもらうと全然安くないですよね。クオリティも価格も高いことがわかると思います。

特に新しいこと、食べることが大好きなマレーシアの若者たちはこぞってこのようなイベント会場に行ってたくさんのものを一気に買い込み、SNSで友人たちに拡散します。

マレーシアも日本以上に物価の上昇が激しいです。それに円安もどんどん進んでおり、逆にマレーシアの人にとって今まで高額だった日本の商品が、もう手に届くようになってきていることがわかります。

今まで、これは高過ぎて受け入れられなかったものやサービスがどんどん受けいられれるようになってきています。

ただし「日本のものは高くても、クオリティが高いから売れる」というのは違っており、求められる内容がどんどん変わっています。

ぜひ現地の「今」を知って、何がそこで受けいられているのか？しっかり知った上で貴社の商品や、サービスの展開を考えられることをおすすめします。